テレジンを知るための本

日本ではほとんど知られていなかったテレジン収容所。
親から離され、飢えと寒さに苦しみながら生きていた1万5000人の子どもたち。
次々とアウシュヴィッツへ送られる過酷な日々。
数少ない生存者への取材をかさねて知った、その生活。
彼らが「たった一つの楽しかった思い出」と語る絵の教室。

 

ありあまるほどの自由と物質にかこまれて生きる私たちだからこそ、この事実を知らなければいけない。

健気に生きた素晴らしいこどもたち、

そして、子どもたちのために命がけで立ち上がったおとなたちがいたことを。

 

そんな思いから生まれた野村路子の著書。ぜひ、読んでください。

テレジンの小さな画家たち

テレジンの小さな画家たち

~ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした~

産経児童出版文化賞大賞受賞作

たった一枚の絵をのこしてアウシュビッツで殺された子どもたち。収容所の中で、遊園地やサーカスの楽しい思い出の絵をかきのこしていた子どもたち。この本は、生きのこった子どもたちに取材して書かれたものです。

著/野村路子  1,575円(税込)  ご購入はこちらから

子どもたちのアウシュビッツ

子どもたちのアウシュヴィッツ

「ユダヤ人に生まれた」というだけの理由で子どもたちは収容所に入れられ、苛酷な運命を辿ることになった。ホロコーストの犠牲になった子どもたちの姿を生存者の証言を交えながら描く。

著/野村路子  1,575円(税込)  ご購入はこちらから

15000人のアンネフランク

15000人のアンネ・フランク

アウシュビッツのガス室に消えた子どもたち。中継収容所から発見された絵は、子どもたちがこの世に書き残した、いのちの証です。

著/野村路子  四六判 256ページ 上製  定価2,300円+税  

※ただいま数冊ご用意できます。ご希望の方はご連絡ください。 ご連絡はこちら

フリードル先生とテレジンの子どもたち

~ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵~

アウシュビッツへの中継地テレジン収容所にいた1万5000人の子どもたち― 

奇跡的に生き残った人びとの証言が描き出す現代史の深き闇と光! 

著/野村路子 2011年12月2日発刊 B6版ソフトカバー 

定価945円(税込み)  ご購入はこちらから

 

 

テレジン収容所の小さな画家たち詩人たち

テレジン収容所の小さな画家たち詩人たち

「テレジン強制収容所」の中でも、子どもたちは未来を信じて夢を描き、希望を詩に託した。それらが今日に伝えるものは何か。

編訳/野村路子  

A4変型 96頁 カラー30点  

2,310円(税込)  ご購入はこちらから

写真記録アウシュビッツ

写真記録:アウシュビッツ ―ホロコーストの真実― 全6巻

1 アウシュヴィッツを生み出したもの

2 ユダヤ人はなぜ殺されたのか

3 恐怖のアウシュヴィッツ

4 その時アンネ・フランクは… 子どもたちは見ていた

5 闇の中の芸術活動

6 証言

 

写真記録スシュビッツ

1995年、アウシュヴィッツ解放50周年記念出版。ドイツ・アメリカ・ポーランド・チェコ・イスラエルなどで集めた膨大な写真をもとに編集されたもので、日本初公開の写真も多数掲載されている。5巻には、テレジンの子どもたちの作品、6巻には、当時のテレジンの子どもたちのことなどが紹介されている。

監修/大江一道  編集構成/野村路子  全巻揃定価/59,800円  

ほるぷ出版(各地の図書館にお問い合わせください)

 

絶望の中の光

絶望の中の光―The witness of the history〈1〉

画/ヤン・コムスキー  編・解説/野村路子

地獄の中の愛

地獄の中の愛―The witness of the history〈2〉

画/ミェチスワフ・コシチェルニャック  編・解説/野村路子

ロングセラーを生んだ編集者(読売新聞2011年7月30日)

読売新聞2011年7月30日
読売新聞2011年7月30日 ※画像をクリックすると拡大でご覧いただけます

「ロングセラーを生んだ編集者という企画で、安彦さんに、読売新聞から取材がはいります」と、偕成社の方からメールが来たのは、もう一ヶ月ほど前でした。 

安彦道代さん、『テレジンの小さな画家たち』の編集者です、というより、1990~91年の『テレジン収容所の幼い画家たち展』開催準備中、「展覧会を成功させる会」の事務局長として、本当に力を貸してくださった人です。 その安彦さんのことが、7月30日 読売新聞夕刊に大きく載ったのです。


まだできるかどうかも分からない状態の中で相談に乗っていただき、協力者を求め、開催地を探すための企画書を作り、見積書を作り、スポンサー探しの依頼書を作ったりした、懐かしい思い出がいっぱいです。慣れない仕事で何がなにやら分からないけど、何しろ、展覧会をやりたい! テレジンの子どもたちのことを日本で紹介したい! と動き回ったものでした。

「終わったら、本を書きます」というお約束だったのに、91年の全国巡回展が終わっても、開催希望が次々と舞いこんで、なかなか原稿用紙に向かうこともできず、まして、はじめての児童書でした。「展覧会の会場で、小さい子どもたちに話をして上げていたでしょう、あのままに書けば大丈夫」 戸惑う私にそんなアドヴァイスをくださいました。そのおかげで出来た本でした。そして、そのときのことが、今度の教科書や、今も各地で開かれる小・中学校での講演会や公開授業などに役立っています。 

 

私を支え、作品を書かせてくださった安彦さんに、あらためて感謝し、この記事を紹介します。