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新刊『生還者(サバイバー)たちの声を聴いて』

生還者(サバイバー)たちの声を聴いて ──テレジン、アウシュヴィッツを伝えた30年

生還者(サバイバー)たちの声を聴いて 

──テレジン、アウシュヴィッツを伝えた30年

「わたしたちの《遺言》だと思って書き残してほしい」(強制収容所からの生還者の言葉)──ナチスの収容所で描かれた子どもたちの絵を日本に紹介し、30年にわたって活動してきたノンフィクション作家(NHK Eテレ「こころの時代~宗教・人生~」〝テレジンの絵は語り続ける〟〈2019年6月、2020年7月〉出演)がつづった渾身の一書。

著/野村路子 第三文明社 定価:1,545円(税別、本体価格)

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2020年

10月

22日

政治評論家・森田実氏のFacebookより(2020年10月)

政治評論家の森田実氏がご自身のFBで、野村路子の『生還者(サバイバー)たちの声を聴いて―テレジン、アウシュヴィッツを伝えた30年』を紹介して下さいました。

この日本に、非常に優秀なノンフィクション作家がいることを、さらにいえば、人間として尊敬すべき女性がいることを、読者に感じさせ、希望と勇気とを与えてくれる書物です。著者の野村路子さんに深い尊敬を感じています。」(森田氏FBより引用)

身に余るお言葉に恐縮していますが、頑張って続けてきたことを評価していただけたことは嬉しいです。

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2020年

10月

20日

新刊に寄せて(2020年10月)

もう何年も前から、最後の本を出すと繰り返し言っていた記憶があります。30年前にテレジンの子どもたちの絵と出会い、数少ない生還者の方に会ってお話しを聞き、それを伝えるために、何冊もの本を出し、講演会でお話しをしてきたのですが、いつまで続けられるのか、少し自信を失いかけていたのです、生還者の方も亡くなり、私自身も老いを感じるようになって、伝えておかなければいけないことをきちんと一つにまとめるのも、「終活」なのかなと感じるようになっていたので・・・。

でも、ありがたいことに、昨年6月NHK-Eテレの『こころの時代』が「テレジンの絵は語りつづける」という番組で、私はテレジンとかかわって生きた30年を番組にしてくださいました。そのおかげで、『テレジン収容所の幼い画家たち』開催のオファーが続き、私の講演会も次々と各地でやらせてい炊くことになり、何度目かのうれしい多忙な日々がつづき、なかなかパソコンに向かう時間が取れなくなっていました。

そんななかで、コロナによる自粛生活が始まりました。2月に、東京練馬区、埼玉吉見町、神戸、兵庫稲美町で続けてお話ししたのを最後に、後の予定はすべて中止、キャンセルになりました。

学校がお休みになり、街から子どもの元気な姿が見られなくなり、ある日、近所の小さな公園で、遊具が紐でくくられ《使用禁止》の札が下がっている光景を見たのです。マスクをした幼い子供が、母親に手を引っ張られるようにして通り過ぎていきました。

悲しい光景でした。《ユダヤ人は入るな》と書かれたプールの入り口、看板の前で、後ろでしっかりと海水着を握りしめて立ちすくむ子どもたちの写真を思い出しました。事情は違っても、子どもたちから笑顔が失われて行く不安に襲われたのです。何かしなければ・・・テレジンの子どもたちの絵に出会って、どうしても日本で展覧会をやりたいと思った、あの時の熱い思いが甦ってきました。

もう一度、あのころの、いわば私の行動の原点に戻って、お話しをしよう、偶然にだったけれど知ってしまったテレジン収容所の事実、それから一生懸命に走り回って聞いた生還者たちの声、それを伝えなければ・・・でも、外出は自粛、人が集まってはいけない、大声で話しをしてはいけないという日々でした。

あの収容所の中で、子どもの笑顔を取り戻すために命がけで立ち上がった大人たちの存在、彼らの愛情があったから、生き残ることが出来た、辛く悲しい日々に中に小さな灯のように楽しかった記憶がある。と語ってくれた人たちの言葉。それを、ちゃんと書き残そう・・・外出できない時間を執筆に充てることが出来ました、書いても書いても、書けば書くほど、まだまだ書きたいことが出てきて困りました。

やっと一冊の本にまとめました。ぜひ読んでください。

 

『生還者(サバイバー)たちの声を聴いて』~テレジン、アウシュヴィッツを伝えた30年~
 第三文明社 1700円です。 詳細はこちらで御覧ください。

 

テレジンの子どもたちの絵を一度でも見た方、ぜひその時の心の揺らぎを思い出してください、もう一度、あの子たちの声を聴いてください。

 

2020年10月 野村 路子

テレジンを語りつぐ会 facebook

■テレジンを語りつぐ会では随時、講演やパネル貸出、朗読と歌のコンサート依頼を受け付けています。ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。 ご相談・ご依頼

■ テレジンを語りつぐ会 代表・野村路子

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テレジン 命のメッセージ

テレジン 命のメッセージ 代表作

アウシュヴィッツを知っていますか。テレジン収容所って聞いたことがありますか。あの戦争という狂気の嵐が世界中を吹き荒れていたころ、ナチス・ドイツが支配するヨーロッパの国々にはたくさんの収容所がありました。テレジンは、飢えや暴力や死の不安が存在する収容所の一つ。そこでは、素晴らしい<教室>が開かれていました。絵の教室 詩の教室 ―― 子どもたちは、勇気ある大人たちの努力で、絵を描き、詩を綴り、この世に生きた証しとなる美しい作品を生み出していました。

 

コンテンツのご案内

テレジン収容所

テレジン収容所

1941年、ナチス・ドイツが、占領下においたチェコスロバキア(当時)の首都・プラハから北へ60キロほど離れた小さな街・テレジンに作った収容所。当時はTheresienstadt(テレジェンシュタット)とドイツ語で呼ばれ、アウシュヴィッツへの中継地という役割を果たしていました。なぜ、ここに…? そして、なぜ、テレジン収容所が特別な存在として今も語られるのか…。 

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テレジン再見

どんな活動も、まずは拡げていくことから始まり、次にはそれをどう続けて行くか、さらに、後の世代にどう繋げて行くかが課題になります。『テレジン収容所の幼い画家たち展』は、野村路子の投じた小石が波紋をひろげ、全国の多くの方の協力で23年続いてきましたが、今、展覧会だけでなく、集まったたくさんの資料、野村が取材した生き残りの方たちの貴重な証言などを、次世代の方に引き継いで行く大事な時になっています。その方法を考えながら、“語りつぎ”たいことを、まず書いて行こうというページです。

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ホロコーストとは…?

ポロコーストとは?

“ホロコースト”のもともとの意味は、“焼いて神殿に供えられる生贄”のことでしたが、第二次世界大戦後、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人大量虐殺を表わす言葉として使われるようになりました。世界史上最大の悲劇といわれるホロコーストの犠牲者は、500万から600万人と言われています。正確な数を数えられないほど膨大な数の人々が殺されたのです。

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子どもたちの遺した絵

テレジン収容所の子どもたちが遺した絵

1945年、収容所が解放され、ドイツ兵が去ったあとの廃墟に4000枚の絵が残されていました。それを見つけたのは<女の子の家>の世話役をしていたビリー・グロアー。彼は辛い境遇の子どもたちが、目を輝かせ、小さくなったクレヨンを握って一生懸命に絵を描いていたのを知っていました。そして、その子どもたちがもう帰ってこないのだということも。

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子どもたちが遺した詩

テレジン収容所の子たちが遺した詩

1945年5月8日、解放されたテレジン収容所には子どもたちが書いた4000枚の絵とともに、数十枚の詩が残されていました。詩は、どれも小さな紙切れに、小さな文字で書かれ大切にどこかへしまってあったのでしょう・・・。紙はすり切れ、字が読めないものも多いのです。 

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テレジンとの出会いから20年、野村路子プロフィール

「テレジンを語りつぐ会」代表・野村路子

コピーライター、タウン誌編集長の後、新聞・雑誌にエッセイやルポルタージュを執筆、NHK・FM浦和でパーソナリティーをしていたが、89年、プラハでテレジンの子どもたちの絵と出会い、その事実を伝えようと、チェコ大使館、ユダヤ博物館などと交渉、91年から日本で『テレジン収容所の幼い画家たち展』を開催。数少ない生き残りの人たちへのインタビューをかさね、展覧会、執筆、講演活動を続けている。 

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国語教会書

平成24年度から使用されている学校図書㏍ の小学校国語教科書『みんなと学ぶ国語・六年(下)』に、野村路子の『フリードルとテレジンの小さな画家たち』が掲載されています。どんな時代だったのか、フリードルの行動にはどんな意味があったのか、絵を描くことで子どもたちはどのように変わったのか、そして、子どもたちが残した絵は何を語るのか・・・などを学ぶことになっています。

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テレジンを語り継ぐ会・活動のご案内


テレジンを知るための本

テレジンの小さな画家たち、詩人たち

——残されていたのは、子どもたちの絵が4000枚、詩が数十編……そして、生き残っていた子は、わずか100人だけでした——

人間の残虐性の極致——その象徴である、ナチスドイツの“強制収容所”。高い塀と有刺鉄線、過酷な労働と空腹感・飢餓感、非人道的な拷問、常軌を逸した人体実験、そして不条理な死。そこでは大人たちと同じく、子どもたちもまた、過酷な生活を強いられていた……

本書は、アウシュビッツへの中継地点であった“テレジン収容所”という地獄に閉じ込められた子どもたちの心の叫びを表した、絵や詩などを収録——彼らの生命のメッセージを聞き逃してはならない、決して。(本文より)

著/野村路子 1,200円 キンドル版 電子書籍

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テレジン収容所の幼い画家たち

テレジンの小さな画家たち

~ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした~

産経児童文化大賞受賞作

たった一枚の絵をのこしてアウシュビッツで殺された子どもたち。収容所の中で、遊園地やサーカスの楽しい思い出の絵をかきのこしていた子どもたち。この本は、生きのこった子どもたちに取材して書かれたものです。

著/野村路子  1,575円(税込)  ご購入はこちらから

子どもたちのアウシュヴィッツ

子どもたちのアウシュヴィッツ

「ユダヤ人に生まれた」というだけの理由で子どもたちは収容所に入れられ、苛酷な運命を辿ることになった。ホロコーストの犠牲になった子どもたちの姿を生存者の証言を交えながら描く。

著/野村路子  1,575円(税込) アマゾンでオンデマンド版

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15000人のアンネフランク

15000人のアンネ・フランク

アウシュビッツのガス室に消えた子どもたち。中継収容所から発見された絵は、子どもたちがこの世に書き残した、いのちの証です。

著/野村路子  四六判 256ページ 上製  

※紀伊国屋Books電子書籍にてご購入ください。

『フリードル先生とテレジンの子どもたち 

~ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵~』

アウシュビッツへの中継地テレジン収容所にいた1万5000人の子どもたち― 

奇跡的に生き残った人びとの証言が描き出す現代史の深き闇と光!

著/野村路子 2011年12月2日発刊 B6版ソフトカバー 

定価945円(税込み)  ご購入はこちらから

 

 

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